こんにちは、ぷー子です!
さて、今回は、知る人ぞ知るオーガニックチョコレート、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」についてご紹介します。
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」はフランス産のオーガニックチョコレートで、実は、日本ではクリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー期間のみにしか購入できないチョコレートです。
そんな貴重なチョコレートを、百貨店のバレンタインチョコレートの催事でたまたま見つけて手に入れることができましたので、ご紹介します!
今回は2種類のチョコレートのセットを購入しましたので、2回にわたってたっぷり紹介していきます!
まず【前編】では、「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」について紹介します!
こちらの記事は、レビューをまとめていたものの、公開するのが大変遅くなってしまいました……。
ですが、思いを込めて書かせていただきましたので、ご覧いただいた皆様のご参考になれば幸いです!
- バレンタインデー・ホワイトデーのチョコレート選びの参考にしたい方
- オーガニックチョコレートに関心のある方
- 「ジャン=ミッシェル・モルトロー」の「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」のレビューが気になる方
できるだけ分かりやすい記事になるよう、画像もたくさん載せていますので、ぜひ最後までご覧ください。
管理人が実際に食べて美味しいと思った商品を紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
【後編】では、「マリアージュ・デ・クル 2024(9個入)」のレビューもしておりますので、ぜひあわせてご覧ください↓
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」とは
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」は、フランスのショコラティエおよびそのオーガニックチョコレートブランドの名前です。
ジャン=ミッシェル・モルトロー(人物)について
ジャン=ミッシェル・モルトロー(人物)は、フランスのショコラティエで、オーガニック農家で生まれ育ちました。
その後、オーガニックレストランを開店、オーナーシェフに。そこで提供した自家製のショコラが評判になり、現在は、ビオショコラティエとしてショコラ作りに専念しているそうです。
ビオショコラティエの「ビオ」=「オーガニック」のこと。
以下3点を満たした原料を、すべての原材料の基準にしていることを前提に、「ビオショコラティエ」としているそうです。
- ショコラを作る際に使用するカカオや果実の栽培において、環境負荷の極力小さい有機農法が採用され、第三者機関で検査、認証を受けていること。
- 生産現場で児童労働などの搾取が確認されていないこと。
- 乳製品については、家畜の福祉の観点から、有機認証制度で定められた飼育環境への配慮、遺伝子組み換え等の飼料や特定の薬物投与を家畜にしていないこと。
参考:JEAN-MICHEL MORTREAU ジャン=ミッシェル・モルトロー (jmm-chocolate.jp)
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>ビオ・ショコラティエとは?
ジャン=ミッシェル・モルトローについてさらに詳しく知りたい方は、公式ホームページのこちらもチェック
ジャン=ミッシェル・モルトローについて | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)
公式ホームページのアーカイブライブラリーにある、2021年のテーマ「ジャン=ミッシェル・モルトローのA to Z」も、ジャン=ミッシェル・モルトローの人柄が知れて面白いので、ぜひ読んでみてください♪
素材へのこだわり
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」のショコラは、カカオだけではなく、フィリングに使っているナッツや果実、コニャックなど、すべての素材がオーガニックのものだそうです。
そして、すべてのショコラがEUの有機認証を取得しています。
あわせて、乳製品を使用していない商品は、日本の有機JAS認証を取得しています。一方、ガナッシュやミルク系のショコラについては、有機JAS認証は取得していません。これは、EU(フランス)で有機認証された乳製品は、現状、日本の有機JAS認証と同等性を認める協定が存在しないからだそうです。
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>全てオーガニックショコラですか?
すべての素材がオーガニックにこだわっているとは嬉しいですね。
カカオ含有量
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」のショコラのカカオ含有量は、外側のダークショコラは70%、中のダークガナッシュは55%です。
ただし、一部85%など表記があるものは、表示されたカカオ含有量とのことです。
※ちなみにカカオ分何%とは、カカオマスのみが何%かということではなく、カカオバターも含めた「カカオ由来成分」が何%かということだそうです。
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>カカオ含有量は何%?
「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」について
私が今回購入した「マリアージュ・デ・クル 2024(9個入)」と「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」は、店頭で見せていただいた商品一覧の紹介で、それぞれ「人気№1」「人気№2」との文字がありました。
偶然のサイン会!
商品の紹介の前に、購入時のエピソードを一つ。
実はまったくの偶然なんですが、私が購入した時、ちょうどたまたまジャン=ミッシェル・モルトローご本人が来日されてサイン会が行われる時間帯だったようで……
ご本人が目の前で、購入した商品の外箱にサインしてくださり、一緒に写真も撮ってくださいました!
写真を撮ったあと、ご本人が日本語で「ありがとう。また来年」と言ってくださって嬉しかったです♪
商品概要
それでは、「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」の中身を見ていきましょう。
「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」は、8種類のショコラ(すべて違う産地のカカオを使用)が1個ずつの、8個入りの商品です。
封を開けると、こんな感じで入っていました。
同封のガイドブックには、こんな感じで一つ一つのショコラについての丁寧な説明が……✨
すべてカカオの産地が違うので、どんな味がするのか、楽しみです!
原材料
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」の『ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-』の原材料は、以下のようになっていました。
原材料名:カカオマス、砂糖、クリーム、ココアバター、シロップ、全粉乳、(一部に小麦・乳成分を含む)
無添加のチョコレートです!
- 原産国がフランスで、加工者・販売者が日本みたいだけど、フランス産ではないの?
-
私も疑問に思いましたが、正真正銘、フランスで製造されたショコラだそうです!
すべてフランスのジャン=ミッシェル・モルトローの工房で製造され、完成されたショコラを輸入して日本でパッケージしているそうです。
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>ラベル表示の「製造者」「加工者」が日本になっています。フランス産ではないの?
賞味期限
私はバレンタインデー前の2月前半に購入しましたが、賞味期限は3/31で、購入時点から1ヶ月半くらいでした。
意外に日持ちするなあと思いましたが、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」はショコラに含まれる水分を極限まで抑えることと、殺菌などの衛生面に細心の注意を払って作っているので、日持ちするんだそうです。
チョコクリームであるガナッシュは、液体のミルク・クリームではなく粉乳を使用し水分量を抑えているそうですよ!
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>オーガニックなのになぜ日持ちするの?
「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」実食レビュー
大きさ
まず、大きさはどれも、約2.5cm角の正方形、高さは1cm少々でした(※筆者計測)。
ショコラテイスティングの方法
ガイドブックには、ショコラのテイスティングの方法についても載っていました。
公式ホームページには、より詳しいテイスティングの方法が載っていましたので、ご興味のある方はご覧ください↓
チョコレートが舌に溶けやすい温度で、常温のミネラルウォーターでリセットしながら食べるのが良いんですね。
せっかくなので、このとおりにして食べてみました!
それでは、ここからは一つ一つレビューしていきます!
#1「ガナッシュ・ペルー」
CACAO TASTE:花
それは、目覚めに飲むホットチョコレートのように、感覚を呼び覚ますバランスの取れた味わいです。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】強い甘みを感じる香りです。
【味】中が甘くてとろけます!外側は豊かなカカオの風味を感じるビターチョコレート。舌で溶かしながら食べると、とても美味しかったです!
#2「ガナッシュ・タンザニア」
CACAO TASTE:リコリス、赤い果実
かすかな果実感とスパイシーな味わいは、ホットワインの香りを彷彿とさせます。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】少しフルーティ?すっきりした印象でした。
【味】中は、キャラメルのような風味も感じました。外側は、少しスパイシーさも感じました。
#3「ガナッシュ・ベルモントエステイト/F」
CACAO TASTE:ナツメグ、トロピカルフルーツ
この“スパイスアイランド”で栽培されたカカオは、そのものがスパイスのような印象を与え、複雑で温かみのあるチョコレートの味わいに。強いミネラル感と滑らかな触感も。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】スパイスっぽい香りがしました。
【味】豊かな味な気がします。中は甘くてクリーミー。外側のビターチョコもちょうどよい甘さで美味しいです!
#4「ガナッシュ・アケッソンズ/F」
CACAO TASTE:シトラス、トロピカルフルーツ
…私が子供時代に味わった、とっておきのクリーミーなお菓子の口どけを思い出させます。その奥には、パッションフルーツのような少しピリッとしたエキゾチックなフレーバーも。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】ツンとするような強い甘みを感じます。一番良い香りかもしれません!?
【味】中は甘くてクリーミー。外側は少し酸味も感じ、少しクセのある味わいでした。
#5「ガナッシュ・エデン/F」
CACAO TASTE:トロピカルフルーツ、ローストカカオ
そのショコラは口の中で滑らかに溶けていきますが、その余韻は焙煎されたカカオの力強い味わいによって強く長く続きます。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】強い甘い香りです。
【味】とろける美味しさです。確かに、余韻が力強い味わいです。紅茶のような香ばしさが残り、美味しいです!
#6「ガナッシュ・ハイチ」
CACAO TASTE:バニラ、シナモン
ガナッシュのフローラルな香りとその奥にある深い植物の香りは、森の中を散歩しているかのような気分に。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】甘い香りですが、若干、苦味を感じる匂いです。
【味】カフェオレのような味わいでした。中はクリーミーで甘いです。外側のビターチョコが特徴的で、酸味と苦味を感じたような気がします!
#7「ガナッシュ・エクアドル」
CACAO TASTE:きのこ、森
大地や深い森をおもわせるフルボディな味わい。スモーキーな風味の中に苦味と酸味が広がります。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】甘さ控えめな香りな気がします。苦味を感じる匂いでした。
【味】中がとてもフルーティな印象です。外側は、一番普通のビターチョコのような気がしました。他と比べると、味が薄めで、クセがないと思いました。
#8「ガナッシュ・サントメ」
CACAO TASTE:トロピカルフルーツ、ウッディ、カシューナッツ
オーク樽を思わせる木の香りと口の中に残る印象的な苦味は、わずかな酸味によってバランスがとれています。カカオ85%にこだわり、特有の濃厚な味わいを愉しめます。
同封ガイドブックより一部抜粋
【香り】強い、美味しいチョコレートの香り。苦味も感じます。
【味】中は甘くて美味しいです。外側のビターチョコは苦味のクセが強く、最後に残ります。
総評
どれも中のチョコレートが甘いので、ビターチョコが苦手な方でも、美味しく食べられると思います。
8種類の中でも、私は、#1「ガナッシュ・ペルー」、#3「ガナッシュ・ベルモントエステイト/F」、#5「ガナッシュ・エデン/F」が特に美味しいと思いました!
さらにその中でも、#1「ガナッシュ・ペルー」が一番美味しかったかなあと思います。
ちなみに私は、強い甘さを感じるミルクチョコレートも好きですが、普段、85%くらいのチョコレートが美味しく感じる人です。
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」のチョコレートは初めて食べましたが、とても美味しいチョコレートでした。
それぞれ、カカオの産地によって、風味が異なるのも楽しかったです。
無添加のチョコレートは、美味しく感じられないものもあるイメージがあったんですが、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」は、オーガニックではない一般的なチョコレートを含めても、今まで食べたチョコレートの中でかなり上位の美味しさで、感動しました!
正直、あまり期待はしていなかったのですが、とっても美味しいチョコレートで、買ってよかったと思いました。
いつ、どこで買える?
買える時期はクリスマス、バレンタイン、ホワイトデー期間のみ!
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」は、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー期間のみの限定販売となっているので、残念ながらそれ以外の時期に購入することはできません。
バレンタイン向け商品は、オンラインショップでは毎年12月から予約を承っているそうです。
公式サイトで「JMMファミリー(会員)」という無料の会員登録をすると、会員先行販売・イベントの先行案内や、会員限定商品の販売(オンラインショップ限定販売)も利用できるみたいですよ。
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>一年中購入できますか?、JMMファミリー(会員)登録とはなんですか?
百貨店の催事場か公式サイトで購入可能
「ジャン=ミッシェル・モルトロー」は、以下の場所で購入することができます。
- 全国の百貨店のバレンタインデーやホワイトデーなどの催事場
- 公式サイトおよび一部百貨店の公式サイトでのインターネット通信販売
公式サイトの催事情報 または 公式Instagramをチェック
催事については、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」の公式オンラインショップはこちら
※公式サイト及び一部百貨店の公式サイト以外のインターネット通信販売は行っていないとのことです。販売している場合、非公式のもので、管理状況が分からないため、公式店以外での購入については責任を負えないとのことですので、ご注意ください。
参考:よくあるご質問 | JEAN-MICHEL MORTREAU (jmm-chocolate.jp)>楽天市場やamazonで購入できますか?
2024年バレンタインの販売場所
ちなみに、2024年のバレンタインシーズンは、下記の百貨店で販売されていたようです(公式Instagramより抜粋)。
- ジェイアール京都伊勢丹
- 京都高島屋
- 大阪高島屋
- 阪急うめだ本店
- 大丸神戸店
- 岡山高島屋
- 新宿高島屋
- 横浜高島屋
- そごう横浜店
- そごう千葉店
- 柏高島屋
- そごう大宮店
- 丸広百貨店川越本店
- 日本橋三越本店
- 日本橋高島屋
- 玉川高島屋
- 渋谷ヒカリエShinQs
- 渋谷スクランブルスクエア
- 銀座三越
- 松屋銀座
- 西武池袋本店
- 東急たまプラーザ
- 高崎高島屋
- 明治屋広尾
※太字は、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」本人が来日した(予定)店舗
私はたまたま会期中に購入することができたんですが、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」のチョコレートは完売必至の人気商品みたいなので、催事場でのご購入を考えている方は会期中の前半に行かれることをおすすめします!
2024年ホワイトデーの販売場所
2024年のホワイトデーシーズンは、下記の6店舗で販売されていたようです(公式Instagramより抜粋)。
- 新宿髙島屋
- 渋谷スクランブルスクエア
- そごう横浜店
- 伊勢丹新宿店
- 渋谷ヒカリエShinQs
- 阪急うめだ本店
まとめ
以上、今回は、「ジャン=ミッシェル・モルトロー」の『ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-』についてご紹介しました。
- 「ジャン=ミッシェル・モルトロー」はフランスのショコラティエおよびそのオーガニックチョコレートブランドの名前。クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーの期間のみの限られた時期にしか購入できない。
- 「ジャン=ミッシェル・モルトロー」のショコラは、すべての素材がオーガニックで、すべてのショコラがEUの有機認証を取得している。
- 「ヴォヤージュ・デュ・カカオ-edition2024-」は、すべて違う産地のカカオを使用した8種類のショコラが1個ずつ入った、8個入りの商品。それぞれの風味が楽しめ、とても美味しい。
かなりボリュームのある記事になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
とっても美味しいチョコレートですので、機会があればぜひ食べてみてください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。